京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2022/3/19~3/21 JFN杯&デイリースポーツ杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2022/3/12
シリーズ注目選手

鈴木 玄人 東京・25歳
後方一気のダッシュが武器
昨年11月伊東でA級1、2班戦の初優勝を飾るなど、パワーアップする注目株。後方から一気に前団をのみ込むダッシュが武器で、最近は組み立てのうまさも目立つ。2班で予選スタートでも、実力3割増の地元戦で勢いづくだろう。

菅谷 隆司 東京・36歳
追い込み主体の自在型
今節は20年9月以来、3度目のホーム優勝を懸けて登場となる。走りは、徹底先行から追い込み主体の自在型へ変わった。番手戦の技術は心もとないが、それを補うタテ足はやはり鋭い。地の利も味方に、競走得点以上の力を示すはずだ。

赤塚 悠人 山形・36歳
接戦に持ち込む力量は魅力
自在に動く器用さが敵になり、自身が望む追い込みへの転向が遅々として進まない。とはいえ、好目標があれば、準決でも接戦に持ち込む力量は魅力。また、重い走路を苦にせず、いたずらに強い風が吹くこの春先はうってつけだろう。

斎藤 友幸 静岡・38歳
パンチの効いた仕掛けを連発
今期は1年半ぶりに挑むA級でも戸惑うことなく、パンチの効いた仕掛けを連発。そして、別線の思惑を見抜き、メリハリがある組み立てがライン決着を呼んでいる。力に読みが加わり、若手にはいわば生きた「お手本」が南関勢をけん引する。

山崎 将幸 宮城・34歳
走るたびにさばきが上達
自在型から追い込みへの転向が奏功し、走るたびにさばきが上達。あらゆる脚質の機動型をそつなくガードする走りで、北日本ラインから信望を集めている。S級点数の当確圏内をキープするためにも、優勝戦線をにぎわせたい。

前川 大輔 福島・31歳
バランスの良いダッシュと末足
陸上自衛隊の精鋭パラシュート部隊から輪界入り。デビュー4年目で、競走得点はキャリアハイの93点台半ばまで押し上げた。ダッシュと末足のバランスが良く、逃げればゴール前まで粘り込み、番手回りならそつなくさばく。今が旬だ。

大西 健士 神奈川・41歳
今期降格もS級レベルの伸びは健在
今期は失格による降格で、S級レベルの伸びは健在。ラスト半周で2番手なら1着取り、逆に目標が不発でもコースを探して強襲する。室内練習に世界の自転車乗りと挑むバーチャルレースを取り入れ、普段のひと工夫がしぶとさを支えている。

石井 貴子 東京・34歳
最終バック先制率は驚異の8割超え
今年は4場所全て決勝進出し、最終バック先制率は驚異の8割超え。逃げっぷりの良さと、まるで背後の様子が分かるかのように、巧妙なペースで駆けて他を振り切っている。今節は熟知するホーム京王閣での戦い。期待も信頼も高まる。

鈴木 奈央 静岡・25歳
地足とスピードは超一流
21年東京五輪の出場はかなわなかったが、それまで中長距離ナショナルチームで育んだ地足とスピードは超一流。ガールズケイリンに絞る現在はレース勘もさえ、好位キープからまくり、差しをびしびしと決めている。優勝候補の1人だ。

太田 りゆ 埼玉・27歳
ナショナルチームで鍛え抜くアスリート
24年のパリ五輪出場を目指し、ナショナルチームで鍛え抜くアスリート。国内外の大会に参戦する合間を縫いながら、今年は1月静岡、2月大垣と無傷で連続Vを遂げた。今節も世界基準のダッシュを発揮し、ひとり旅といくか要注目。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。