京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2021/06/01~06/03 サテライト市原カップ&デイリー杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2021/05/24
シリーズ注目選手

柴田 洋輔 東京・35歳
地元エースとして牙城を守るぞ
少数精鋭の地元勢の中で、エースとしての期待が集まる。1着は少ない半面、2、3着で連に絡むことが多く、直近6場所中4場所で決勝に進出している。京王閣はデビューの地で、日本選手権(ダービー)やオールスターにも出走した思い出の舞台。F1優勝もあり「地元3割増し」で牙城を守る。

芦澤 大輔 茨城・39歳
ダービー落車の分を取り戻す
腰痛に苦しみ低迷した時期も長かったが、近況はかなり復調してきている印象だ。天性のファイターで、競りの強さが最大の魅力。ラインの目標がいなければ、正々堂々の戦いぶりで別線の番手を狙ってくる。1予で落車した2場所前の当地日本選手権(ダービー)の分も、今開催は結果を残す。

阿部 力也 宮城・33歳
俊敏な立ち回りと鋭い差し足
一昨年に向日町G3を制したあたりから着実に力をつけ、今や北日本屈指の追い込み選手としての地位を確立した。2場所前に当地で行われた日本選手権(ダービー)でも2勝を挙げるなど、随所で存在をアピール。俊敏な立ち回りと鋭い差し足で、今開催も優勝争いに食い込む。

飯野 祐太 福島・36歳
持ち前の機動力が好相性地で光る
派手さはないものの、常に全力の走りは好感度が高い。人間性も魅力で、高橋晋也ら多くの弟子を育てていることも有名だ。京王閣は相性が良く、直前の日本選手権(ダービー)でも1勝を挙げ、3月F1では決勝進出(6着)。今シリーズも先行、まくりでファンを沸かせることだろう。

岡崎 智哉 大阪・35歳
今年初Vを見据えて近況充実
近況の好調さが目立つ選手だ。2月のG2松阪ウィナーズCでは、初日特選3着で2日目毘沙門天賞から準決と進み、4月武雄G3では初日から連勝で準決進出と、日に日に存在感が増している。直前の松阪F1でも連勝で決勝進出と好調をキープしており、今年初Vを飾る可能性は十分だ。

勝瀬 卓也 神奈川・44歳
相性絶好バンクで鋭脚発揮だ
京王閣との相性の良さでは今シリーズでも屈指の存在だ。13年オールスターで決勝3着。15、16年のG3でも連続決勝3着と好走が目立つ。その他にもF1優勝やG3決勝4着などがあり、毎回、水を得た魚のように躍動している。南関勢をまとめ上げ、直線で鋭く突っ込むか。

神山 拓弥 栃木・34歳
堅実さを武器に上位争いは必至
関東の中心選手としてグレードレースでも安定した走りを見せている。直前の函館G3でも2勝を挙げるなど、展開さえ向けばきっちりものにする堅実さが最大の持ち味だ。京王閣は09年ヤングGPを制し、18年G3でも決勝3着など好成績が目立つ。今シリーズも上位争いは必至だ。

小林 大介 群馬・43歳
G1で伏兵級もここは実力上位
G1戦線ではラインの3番手を回ることが多いが、隙あらばどんな狭いところでも突っ込んできて、穴車券を演出することが多い。舞台がF1となれば実力上位は明らかで、組み合わせに恵まれなくても車券には絡めておきたい選手。関東で神山拓弥らと連係しながら貪欲にVを狙う。

簗田 一輝 静岡・25歳
落車禍を乗り越え直前Vの勢い注目
直前の青森で、一昨年10月四日市以来の優勝を飾った。4番手確保からの鋭いまくりで快勝。昨年は練習中も含めて9度の落車があって苦しんだが、スランプ脱出の大きなきっかけになったはずだ。京王閣はA級時代に完全Vがあり、S級でも決勝進出している舞台。復活を印象づける連続Vとなるか、注目だ。

窓場 千加頼 京都・29歳
自在タイプに転身してブレーク中
今年に入って戦法を積極的な自在にチェンジして一気にブレーク。中団キープからのまくり、追い込みを連発し、デビュー以来、今が一番強い。直前の函館G3でも連勝で準決に進出と存在感を見せ、その準決でも番手村上義弘を決勝進出に導いた。今開催も大暴れの予感だ。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。