京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2021/12/10~12/12 恩田繁雄杯&東京スポーツ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2021/12/03
シリーズ注目選手

河村 雅章 東京・38歳
地の利を生かして地元エースの責任を果たす
ここ京王閣と立川を合わせてG3決勝に4度進出したように“地元割り増し”の言葉がぴったり当てはまる。今節も有形無形の地の利を生かす。ダッシュが良く、力ずくで踏む機動型を追うのも得意。地元エースの責任を果たしていく。

諸橋 愛 新潟・44歳
関東トップレベルのさばきと切れ味
よりスピード化したレース形態に順応し、さばきと切れ味は関東の追い込み屋でトップレベル。10月寬仁親王牌の決勝は直線半ばで他の斜行がなければ、G1初制覇に届く勢いだった。再びS級S班の座に就こうと、懸命な戦いが続く。

和田 真久留 神奈川・30歳
自在性発揮し位置不問の走りを披露
体調を崩した夏場と別人のように状態はうなぎ上り。10月下旬の南関地区プロのケイリンを制し、先のG1競輪祭は1勝含む2度の2連対と存在感を示した。番手回りをこなすうちに自在性もアップし、今節も位置不問の走りを披露する。

渡部 幸訓 福島・38歳
マウンテンバイクで鍛えた体幹でV狙う
デビュー18年目で絶頂期を迎えている。3月宇都宮でG3初制覇を飾り、8月のG1オールスターでは準決以外で4度の3連対。日ごろ山道をマウンテンバイクで走破することで、体幹を鍛え直した。伸びを武器にV戦線をにぎわわす。

阿部 力也 宮城・33歳
ダッシュと伸びを武器に見せ場を作る
19年9月に向日町でG3覇者の仲間入り。番組で支線扱いされても、ダッシュと伸びを武器に見せ場を作っている。冬場の当所ナイターは風がランダムに吹き、路面も重くなる。混戦カードなら、展開不問で出番が巡ってくるだろう。

小原 太樹 神奈川・33歳
さばきの切れに磨きがかかる実力者
G3優勝もある実力者は自力勝負が減った半面、さばきの切れは増すばかり。仮に目標が不発の流れでも、狭いコースを縫うように突いて強襲する場面がある。GP初制覇を目指す郡司浩平と汗を流し、緊張感を高め合って参戦だ。

大森 慶一 北海道・40歳
力みのないフォームから伸びを発揮する
街道での乗り込みにタイヤの口径が大きいファットバイクを使って、弱点の地足を鍛え直した。力みのないフォームから伸びを発揮する走りで、必ずやゴール前をにぎわわす。直前に2場所続けて決勝進出と、リズムを良くして臨む。

坂井 洋 栃木・27歳
四日市Vで魅せた関東のホープが主役を担う
関東のホープが11月四日市G3決勝で魅せた。単騎で瞬く間に9番手に置かれながら、ゴール前で強襲して記念チャンプの仲間入りを果たした。大外を駆け抜けたスピード、地足は7車立てならさらに際立つ。主役を任せていい。

神山 拓弥 栃木・34歳
験のよい当所で伸び倍増、地足も冬場に合う
10月当所の決勝は、目標が大外をまくる展開から伸びを発揮して優勝。他にも当所は09年ヤンググランプリを制するなど験が良く、伸びが倍増する。スピード化した今風に回転力を上げたが、元より地足はこの冬場にぴったり合う。

阿部 大樹 埼玉・32歳
器用にさばき、機動型からの信頼も厚い
追い込み主体の自在型になり、5月取手の完全Vや10月前橋G3で決勝3着と勝負強さがアップ。器用にさばき、機動型からの信頼も厚い。来期(22年1~6月)に続き、来々期のS級1班も圏内。余裕のある走りが好結果を呼ぶ。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。