京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2021/10/22~10/24 ラ・ピスタ新橋カップ&日刊スポーツ新聞社杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2021/10/14
シリーズ注目選手

寺沼 将彦 東京・29歳
2度目の地元S級戦で決勝を目指す
今年S級に昇級。勝手知ったるホームバンクで2度目の地元S級戦を迎える。昇級後は自在戦では厳しい結果となってきたが、平塚G3で番手回りもこなしており、脚質転換が見えてきた。S級2度目の決勝は地元で決めたい。

佐々木 雄一 福島・41歳
待望G3初Vの実力を見せる
デビューから22年となった今年9月青森で待望のG3優勝。早くから頭角を現していた福島の天才が、腰の不安を克服し、ようやく手にしたG3初Vだった。追い込みになって切れのある差し足で活躍中。今開催もシャープに伸びそうだ。

田中 晴基 千葉・35歳
転身後はタテもさばきも安定
自在から追い込みへと転身しているが、タテもさばきも安定している。青森準決は初連係だったルーキー吉田有希の強引な仕掛けに離れただけ。普段の笑顔とは裏腹にレースでは厳しいのがこの男。貪欲に京王閣の直線を突っ込んでくる。

東 龍之介 神奈川・31歳
南関の機動型がそろって有利
神奈川が誇る炎のマーカー。前が先行したときは献身的なブロックで別線を止めにかかることが身上。一時期苦しんでいた自転車の進みも近況は良くなっている。南関地区の機動型がそろった今開催は、気持ちで走るファイターに注目だ。

山崎 芳仁 福島・42歳
競輪祭に向けて貫禄アピールだ
G1タイトル9冠レーサー、V候補の筆頭として登場する。大ギアブームなど、輪界のトップランナーとして走ってきた。寛仁親王牌は出場権がなかっただけで、来月には競輪祭が控えている。3日間、本命人気に応えるはずだ。

阿部 大樹 埼玉・32歳
自力への意欲を取り戻して奮闘
一時期自力から追い込みへの転身を図っていたが、今期初戦だった7月前橋F1で決勝に進んだことを契機に、再び自力への意欲を取り戻した。破壊力抜群のまくり足が魅力。前橋ナイターG3から間隔はないが、地元勢を連れて一発を狙う。

阿部 拓真 宮城・30歳
佐々木雄一との連係に注目
まくりと位置取り中心の自在型で器用さが売り。それでも、青森G3決勝ではおとこ気先行で佐々木雄一の優勝の立役者となった、熱い男でもある。今開催はその佐々木との連係も注目されそう。今度は自身が優勝をつかむ番だ。

神山 拓弥 栃木・34歳
予選スタートでも実力は争覇級
展開を問わず突っ込む差し足でファンを魅了する。そして、目標となる機動型に時には活を入れ、その気にさせる、隠れた才能の持ち主でもある。今期は2班のため予選スタートになるが、3連勝で完全Vを飾っても不思議ではない。

内田 玄希 東京・40歳
9年ぶりホームバンクVへ進撃
A級戦の地元エースとして登場。追い込みとなってからは展開に左右されがちだが、今開催は埼京で頼もしい目標がおり、勝ち上がりは有利。今年1月の京王閣は惜しくも準V。9年ぶりとなるホームバンクでの優勝へと突き進む。

太田 龍希 埼玉・21歳
将来を見据え結果よりも先行勝負
父はGPレーサーの真一(75期)というサラブレッド。A級2班で足踏みが続く印象だが、本人は先々の活躍を見据え先行勝負を貫いているだけで、いずれ埼玉を背負う機動型になることは間違いない。5場所ぶりの優勝も、逃げてつかみ取る。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。