京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2025/3/7~3/9 JFN杯&日刊スポーツ杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2025/3/2
シリーズ注目選手

長沼 謙太 東京・35歳
低迷から脱出し連下押さえたい存在
昨年後半から、じわじわと競走得点を伸ばし続け、今や90点に迫る勢い。一時の低迷から、ようやく脱出した。長らく決勝には乗れていないが、堅実に確定板に名を連ねている。地元番組も期待できるので、1着で穴狙いも一考。連下ではしっかり押さえたい。

鈴木 謙太郎 茨城・40歳
A級では別格の今節V候補筆頭
今節のV候補筆頭だろう。今年初戦の地元・取手FIで優勝を飾ると、1カ月後の玉野FIでも優勝し、波に乗っている。かつては福島に在籍。ハイレベルな環境でトレーニングを積み、GIIIも2度制した実力派は、A級では別格の存在感を漂わせている。

小埜 正義 千葉・43歳
落車から1カ月いざ400勝へ
身長184センチの巨体を駆使し、パワフル先行で一時代を築いた男は今年、再びA級を走る。年明けから安定して決勝に乗っていたが、前場所のいわき平で落車。1カ月以上休んでの出走になる。15年3月の当地ダービーでは2勝。現在399勝で、今場所で節目を飾りそうだ。

近藤 夏樹 千葉・37歳
シリーズリーダーの期待背負う
昨年1年間はS級を走っていた。決勝進出こそなかったが、瞬時に仕掛けるまくりを武器に通算7勝の戦績で、GIIIでも1勝を挙げた。降級した今年は1月の熊本FI決勝で落車し、苦しいスタート。それでも今場所はシリーズリーダーとしての期待も背負う。

佐々木 翔一 佐賀・38歳
降格以降20場所で決勝16度の安定感
昨年7月A級に降格し、計20場所に出走した。うち優勝2度で、決勝進出は16度と、抜群の安定感で人気に応えている。当地は過去3場所に出走しており、17年と19年にはそれぞれ2勝をマークして決勝へ。バンク相性の良さが、さらなる追い風となる。

八谷 誠賢 福岡・49歳
今なお自力発進のレースが身上
通算455勝の大ベテランは、今なお自力発進のレースが身上だ。昨年1年間はS級で走ったが、今年から再び、A級を舞台に戦う。当地は好成績を残しており、一昨年12月F2のA級戦で優勝を飾り、15年のGIII開催では2勝と、走るイメージが強い。

坪内 恒 千葉・33歳
30歳超え競輪挑戦で力付けてきた
30歳を超えてから競輪に挑戦。高校時代はラグビー部で、奈良の名門・御所実で活躍。2年時に全国準V、3年時はベスト8と輝かしい実績を誇る。昨年1月にA2へ特昇し、年間成績は23勝で優勝1度と力を付けてきた。当地は6走して5勝と相性は抜群だ。

堀 航輝 青森・29歳
通算100勝達成しさらなる飛躍を
デビューから4年目となる今年1月の熊本FII開催で通算100勝を達成。持ち味のパワフル先行で、さらなる飛躍が期待される。京王閣では圧倒的な強さを誇り、4場所で12走し7勝。3連対率は7割を超えている。一昨年1月のチャレンジ戦では完全Vも達成した。

小林 莉子 東京・31歳
年末からのフレーム変更しっかり適応
昨年末からブリヂストン社製のフレームに変更。使用する前は不安を口にしていたが、そこから6場所を走り優勝3度、準優勝3度としっかり適応した。第1回ガールズグランプリ(12年)を制したバンクで狙うは1つ、完全Vだ。

飯田 風音 埼玉・23歳
昨年決勝乗れずも正月完全Vと好発進
昨年は特別競輪に4度出走。計12レースを走り4勝を挙げたが、勝ち上がりの準決、予2で大きな着をたたいて決勝に乗れなかった。その壁を破るべく、今年は地元・西武園の正月開催で完全Vと好発進した。素顔はハーレー乗りと、ワイルドさも併せ持つ。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。