京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2025/2/16~2/18 京王電鉄杯&スポーツニッポン杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2025/2/12
シリーズ注目選手

朝倉 佳弘 東京・44歳
長欠明けから実力示しいざホームバンク
なかなかコンスタントに走れてはいないが、長欠明けとなった今年初戦の高松F1で決勝進出(落車)と実力の一端をのぞかせた。幸い落車の影響も少なかったようで、その後2場所走ってここに備えた。地元、特にホームバンクの京王閣では「3割増し」だけに、注目の1車だ。

佐々木 雄一 福島・45歳
持ち前のタテ足で穴党喜ばせる
新年早々45歳を迎えたベテランだが、その走りに衰えは見られない。今年は直前の川崎で決勝進出(5着)するなど、落車が3回もあった昨年に比べて上向いている印象だ。目標がいればしっかりと仕事をし、いなければ自ら前前に踏んで位置を確保。最後は持ち前のタテ足を発揮し穴党を喜ばせる。

武田 豊樹 茨城・51歳
500勝達成の関東重鎮に注目集まる
往年の動きは望めないが、直前の川崎で決勝進出(6着)など、随所で存在感を見せている。1月14日の大垣F1では通算500勝を達成。昨年暮れ、長い間G1戦線で連係してきた神山雄一郎氏が引退しただけに、関東の重鎮としての注目はさらに集まる。同県山岸佳太に付け、直線勝負だ。

山岸 佳太 茨城・35歳
関東エースとして強力遠征勢の壁に
今年は年明けから好調で、年またぎの武雄で❼②❼と決勝に乗ると、続く高松F1ではアクシデントを避けつつ、まくって優勝。ラインでワンツースリーを決める好内容だった。その後も久留米F1で2②❼と決勝進出するなど高いレベルで安定している。地元関東のエースとして強力な遠征勢の壁になる。

新村 穣 神奈川・31歳
南関屈指の大砲が今開催は東日本の軸
昨年は優勝こそなかったものの、8月地元小田原G3で決勝進出するなど、グレード戦線での活躍が目立った。持ち味の地足を生かして常にバックを狙って走る走りが光り、今年も南関屈指の大砲としての期待は大きい。今開催は南関だけでなく、東日本の軸として奮闘する。

久米 良 徳島・37歳
どんなメンバーでも車券に絡む堅実派
京王閣は出走回数こそ少ないが、A級だった18年9月には優勝を飾っている。1着タイプではないが、巧みな追走技術とシャープな差し足でどんなメンバーでも車券に絡んでくる堅実派。目標がいればきっちり仕事をこなし、いなければ自分で局面を打開して上位を目指す。

坂本 健太郎 福岡・44歳
連続決勝進出と動きよく久々V目指す
派手さはないものの、堅実な走りとチャンスを逃さない勝負強さで、長くこの位置をキープしている。今年も安定感が光り、玉野F1、高松G3と連続で決勝進出と動きはいい。同県の岩谷拓磨や九州で阪本和也、宮崎大空らと連係しながら久々のVを目指す。

岩谷 拓磨 福岡・27歳
昨年優勝ゼロ…今年はぜひ結果を
吉岡稔真氏の「不動会」の一員。22年から3年連続で日本選手権(ダービー)に出場しているように、ダッシュ鋭いカマシ、まくりで年々実績を上げている。ただ、一昨年2度だった優勝が昨年はゼロだっただけに、今年はぜひとも結果を残したい。九州、西日本のエースとして活躍は必至だ。

阪本 和也 長崎・29歳
S級初優勝の可能性十分
かつて名マーカーとしてG1戦線でも活躍した正和を父に持ち、早くから追い込みに転身。京王閣は一昨年のG3が初出走で、1、2予を3、2着とクリアし準決進出を果たしている。今年に入っても高知F1で準優勝、大宮G3でも準決進出と結果を残しており、ここでS級初優勝の可能性も十分だ。

宮崎 大空 熊本・25歳
昨秋9連勝でS級復帰の自在選手
失格の影響で昨年後期にA級に降格したが、秋には3場所連続完全V(9連勝)ですぐにS級に復帰した。まくり、追い込みを使い分ける自在選手で、メンバーや展開に応じて何でもできる器用さが最大の持ち味。1月の久留米F1では準優勝と、勢いをつけての参戦だ。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。