京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2024/5/11~5/13 ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2024/5/9
シリーズ注目選手

江連 和洋 栃木・52歳
S級ボーダーが地元勢もり立て勝負駆け
3月川崎準決の失格が何とも悔やまれる。今期の競走得点は93点に迫るが、失格点を引くとS級のボーダー付近になりそう。今節は次期から2期連続のS級なるかの勝負駆けだ。地元勢を盛り立てながら、最後は狭いコースを突いていく。

疋田 力也 愛知・23歳
自在性にダッシュも備える中部ホープ
7月にS級初昇格する中部ホープは、タテにもヨコにも動く自在性を磨いてきた。弱点だったダッシュが今や武器になり、後方になれば素早くカマしてピンチを脱出する。3月小田原の失格をばねに、今節もS級点数キープへ力が入る。

山田 祥明 岐阜・44歳
主役の機動型を支えるガードには定評
輪界入りする前は、海上自衛隊で潜水艦にも乗り込んでいた異色のレーサー。S級時代のような快速まくりは影を潜めているが、主役の機動型を支えるガードには定評がある。昨年7月にも決勝進出した当所でそつなくさばきたい。

奥原 亨 神奈川・35歳
S級復帰へ競走得点アップがテーマ
自在性や伸びが消えた代わりに、踏み出しを鋭くし、さばく腕を上げた。好目標がセットされれば、そつなく結果を残す態勢を整えた。今節は前回富山から中4日の過密日程で参戦も、S級復帰へ競走得点アップをテーマに集中力が増す。

宮下 一歩 長野・31歳
今年33戦で26度バック先制の逃げに期待
社会人野球で豪打の外野手が、今やバンクをところ狭しとばかりに逃げまくっている。前団のペースが緩めばたたく気構えで、今年は33戦26度もバック先制を果たした。先行マニアが痛快に他を引き離してゴールするか注目だ。

菅原 裕太 静岡・32歳
今年4度目V目指すオールラウンダー
見るからにいかつい表情と上半身で、戦う前から他にプレッシャーを与えるオールラウンダー。昨年はS級を相手に12勝を挙げながら、失格点が今年のA級暮らしを招いた。実力はS級。今年4度目のVへ、スマートに仕掛けていく。

奥井 迪 東京・42歳
パワーに頼らぬフォームで進化ぶり示す
決定力を欠く現状を打ち破ろうと試行錯誤が続く。決勝で惜敗が続き、これまで102度も果たした優勝は昨年9月青森を最後に途絶えた。パワーだけに頼らない乗車フォームを突き詰め、甘くなった末足の強化につなげたい。進化ぶりを示す。

吉川 美穂 和歌山・31歳
地足にスピード加わり昨夏から急上昇
アマ時代から鍛え抜く地足に、男子S級とのもがきで強化されたスピードが加わり、昨年夏から急上昇。先の久留米G1で決勝2着と、レース勘もさえわたっている。今節も、大外から前団を抜き去るシーン連発となるか注目したい。

鈴木 美教 静岡・29歳
前傾フォームでトップスピード戻った
練習や調整法の迷いから不振になった昨夏は遠い過去。今では極端な前傾姿勢の乗車フォームに慣れ、トップスピードはガールズグランプリに挑んだ当時(18、20年)に近づいた。先の久留米GIでは自在性も光り、今節もV争いをにぎわす。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。